REC COFFEEのヘッドロースターである前田が先日訪問したグアテマラのプラン・デ・ラ・ベガ農園のコーヒーです。REC COFFEEでは今回が初めてのお取り扱いとなります。
グアテマラのコーヒーの名産地であるウエウエテナンゴに位置する「プラン・デ・ラ・ベガ農園」1953年に設立され70年以上の歴史を持つ農園ですが、スペシャルティコーヒーに着手したのは2012年ごろ。
現在の農園主であるエルウィン氏は、先代である父親の急逝により突然農園を引き継ぐことになります。
元々教師をしていたエルウィン氏は農園のノウハウを学ぶチャンスがないまま引き継ぐことになり、とても苦労されたそうです。
親族のファミリー農園から高品質なコーヒー生産のノウハウを教えてもらい、エルウィン氏の代からスペシャルティコーヒーの生産に着手しました。わずか2年後にはCOEのファイナリストに残るまでの成績を残しています。
実際にエルウィン氏にお会いして感じたことは、コーヒーに対してとても誠実で真面目だということ。
農園を案内してくれたエルウィン氏は「良いところばかりじゃなくダメだったところも見て欲しい。」と、投資したが失敗してしまった。と言う設備を見せてくれました。
設備を案内しながら、次はこんなことにチャレンジしたい!と熱く語ってくれる姿に、良いコーヒーを作る努力が垣間見れ、信頼できる農園だということを確信しました。
農園の標高こそ高くはないものの丁寧なプロセスを施し、彼の所有している2つの農園は、2024年のCOE ONE OF A KIND部門で1位・2位を勝ち取りました。
エルウィン氏のコーヒーに対する情熱と誠実さでスペシャルティコーヒーの生産からわずか一代でCOE入賞の常連を果たした素晴らしい農園です。