





FOREST COFFEEは、自社農園である「エル・ベルヘル農園」で1995年にアボカドの栽培がスタートしたことから始まります。
その後、2010年に生産者であるエリアスとシャディの母、マーサがコーヒーの栽培へと挑戦を開始。
やがて夫婦でコーヒーへの関心が高まるにつれ、パルプ化やさまざまな発酵方法についての実験的知識の向上に熱心に取り組み、2015年には最初の品種の栽培に成功。
そして2019年に『RE FOREST(失われた森を取り戻す)』というテーマ、ビジョンと共にFOREST COFFEEは設立されました。



エル・ベルヘル農園には300haという広大な敷地の約半分に約28種類のコーヒーの品種が栽培されています。
通常コロンビアのコーヒー農園の多くは、収穫量を増加したり、作付け面積を増やすために「シェードツリー」を植えないところが多いのですが、エル・ベルヘル農園では自然保護の為に、自主的にネイチャーフォレストを残す取り組みとして、シェードツリーを植樹し、コーヒー栽培を行っています。
エル・ベルヘル農園の栽培の様子はどちらかというと中米やコスタリカ、パナマの農園の様子に近いものがあります。
常に研究、実験的な側面からコーヒーと日々向き合い、コロンビアのコーヒーの革新と品質の先駆者としてFOREST COFFEEという250ものコーヒー生産者のネットワークを牽引する存在です。


彼らは発酵のプロセスが得意であり、農園中部にあるウォッシングステーションでは、専用アプリを使用して、プロセスを正確に管理して生産処理を行います。
バクテリアや酵母を使用し、発酵のコントロールを行うことができるまで、幾度も研究と実験を繰り返して行い、コーヒーの卓越性を前例のないレベルにまで高めています。
生産者と私たちの関係性をより、良い方向に変えていくイノベーティブな取り組みにも注目です。

