日本には世界的に見ても美しい四季があり、季節が移り変わるからこそ楽しめる行事がたくさんあります。REC COFFEEでは毎年、その季節になったら思い出すような記憶に残るブレンドコーヒーを目指してシーズナルブレンドを提供しています。
今回は、夏の暑い時期に飲みたい爽やかで涼しげな「サマーブレンド」についてご紹介させていただきます。
コンセプト
夏の暑い時期に避暑地である森の中を歩いているような体験をコーヒーで目指したブレンドです。清々しさが残る夏の朝に飲んでいただきたい、すっきりと飲める夏限定の中煎りのブレンドです。
味わい
グレープフルーツやアプリコットを思わせる爽やかで明るい酸味にスイートチョコレートやブラウンシュガーのような甘さ。酸と甘さのバランスに優れたコーヒーです。
サマーブレンドに使用した豆
サマーブレンドは例年ウォッシュトプロセスを中心に構成しています。
今年のブレンドに使用した4種類のコーヒーもすべてウォッシュトプロセスです。
アイスコーヒーで楽しんでいただくことを想定して、爽やかな酸味の印象を残しながら、冷たくても酸味を強く感じすぎないようにスッキリ楽しめる味わいを目指しました。
-
ケニア/フリィウォッシュト
メインでブレンドしたケニアのウォッシュトは、夏らしい柑橘系の酸味を感じます。一年のシーズナルブレンドの中でケニアをこんなに贅沢に使うのはサマーブレンドだけ。
-
コロンビア/ウォッシュト
コロンビアのコーヒー豆はどっしりとした味わいが特徴で、サマーブレンドのボディ感を出しています。酸味の印象に寄りがちな構成なのでコロンビアの質感でバランスを取っています。
-
ホンジュラス/ウォッシュト
ホンジュラスのコーヒーはハーブやミントのような爽快感のある、キラキラとした爽やかな酸味を感じます。
-
メキシコ/ウォッシュト
ボディ感もありスパイシーで軽い印象を与えます。
コロンビアとホンジュラスの中間のような味わいで全体のバランスを取っています。
サマーブレンドのおすすめの楽しみ方
今回のサマーブレンドは東京エリアからスーパーバイザーの冨宿さんに楽しみ方を紹介していただきます!
日差しの強い日が増えてきて、いよいよ夏に突入しますね!
クーラーの効いたお部屋でゆっくり過ごしたり、海や山など自然を楽しむのも良いですね。今年のサマーブレンドは、どんなシチュエーションでも生活に寄り添い、夏の時間を充実させてくれる。そんなテイストに仕上がっています。
サマーブレンドはホットでもアイスでもどちらでも美味しく楽しんでいただけます。そして、それぞれで印象が異なりますので生活のシーンに合わせて使い分けてみてください!
ケニアが含まれるブレンドなので、ペーパーフィルターを使ってアイスコーヒーを抽出すると、とても瑞々しい柑橘の印象が魅力的なテイストをお楽しみいただけます。
逆にホットコーヒーでは、ほのかにグレープフルーツのような風味とチョコレート感、後味にかけてブラウンシュガーを思わせる甘い印象が余韻に残ります。
ミルクを入れて飲むのもおすすめです!
今回は私のおすすめのアイスドリップのレシピをご紹介します。
粉量:15 / 氷:70g / 注湯:150ml / 温度93℃ |
TIME | 手順 |
ー |
01.フィルターをリンスする リンスしたお湯は捨ててください。 |
ー | 02.サーバーの氷を入れる |
ー |
03.コーヒー豆をフィルターにセットし表面を平らにならす 均等にお湯が通り抽出が安定します。 |
0:00 |
04.中心から円を描くようにお湯を30g注ぎ、40秒間蒸らす 全ての粉にお湯が触れるように意識します。 |
0:40 | 05.再び中心から円を描くように100gになるまでお湯を注ぐ |
1:10 |
06.1分10秒が経過した頃、150gのお湯を注ぎきる 今度は中心で1点注湯します。 |
1:45 |
07.お湯が落ちきり、サーバーの氷を溶かして完成 氷をたっぷり入れたグラスでお召し上がり下さい! |
私はこのサマーブレンドのアイスコーヒーを持って、今年の夏は登山に行きたいなと思っています!
緑に囲まれた道を、てくてく歩いて山頂で飲むサマーブレンドのアイスコーヒーは別格だろうなぁと心が躍ります。
私のおすすめのペアリングはレモンのパウンドケーキ!
とても美味しいのでコーヒーのお供にぜひお試し下さい!