「ホリデーブレンド2023 」わたしの楽しみ方

2023年11月9日

みなさんはREC COFFEEのシーズナルブレンドをお試しいただいたことはありますか？
日本には世界的に見ても美しい四季があり、季節が移り変わるからこそ楽しめる行事がたくさんあります。
REC COFFEEでは毎年、その季節になったら思い出すような、記憶に残るブレンドコーヒーを目指してシーズナルブレンドを提供しています。

今回は11月からスタートした「ホリデーブレンド」についてご紹介させていただきます。

ホリデーシーズン

まずホリデーシーズンとは、11月末のサンクスギビングデー(感謝祭)からクリスマス(年末)までのことを指します。
海外ではこの時期に大切な人への贈り物を贈る習慣があります。

日本では感謝祭はなく、クリスマスが一大イベントです。
世の中が動き出し始め、盛り上がていく、11月のはじめからクリスマスまでの約2ヶ月間を存分に楽しんでいただきたいという想いから、REC COFFEEでは11月1日からホリデーシーズンとしています。

コンセプト

私たちの地元福岡でホリデーシーズンといえば、博多・天神の繁華街でのイルミネーションやクリスマスマーケットが有名です。
イルミネーションで飾られた、キラキラ輝く街並みは気分が高まりますよね。
マーケットではホットワインが売られたり、冬だから、クリスマスだから楽しめるイベントがたくさんあります。
そんなことをイメージしながらブレンドづくりを行いました。

▲博多駅イルミネーションの様子

味わい

キラキラと輝くイルミネーションをイメージした明るい酸味がありながら、賑わう街並みを表すような華やかさ。
冷えた身体を温めてくれるベリーやレーズンのようなアロマとボリュームのある甘さのあるブレンドです。
自宅でホリデー気分を楽しめるブレンドに仕上げました。
ホリデーに欠かせないシュトーレンやケーキとの相性も抜群です。

ホリデーブレンドに使用した豆

コンセプトに合わせた味作りを行っていく中で、ちょっと贅沢な味わいのブレンドにするため、他のシーズンよりフレーバーの印象がリッチになるブレンドの組み合わせを考えていきました。
コンセプトを表現するために、エチオピアとケニアのコーヒーは毎年入れています。今年のホリデーブレンドは、それに加えエルサルバドルとメキシコをブレンドしました。

それぞれのコーヒーがどんな役割を果たしているのか見ていきましょう。

エチオピア / ウォッシュト
まずは、ホリデーシーズンのキラキラした感じを出すためにエチオピアのウォッシュトプロセスを主体に構成しました。
このエチオピアのコーヒーで煌びやかな街並みをイメージしています。
エルサルバドル / フリィウォッシュト
エルサルバドルはバランサーの役割を果たしています。他の豆だけだと個々の主張が強いので、このコーヒーでそれぞれを繋げてあげます。
ケニア / ウォッシュト
エチオピアの酸味だけだと単調になってしまうので、違う酸味の質を2種類入れることで味わいを複雑化し、奥行きを出します。また、マウスフィール(口に含んだときの質感)を出す役割も担っています。
メキシコ / アナエロビックナチュラル
ケニアやエチオピアで感じる柑橘系のフレーバーと相性の良いメキシコのコーヒーを加えることで、甘さとフレーバーを複雑化させています。
このプロセスは入れすぎると主張が強くなってしまうので、スパイス程度にちょっとだけ加えました。

ホリデーブレンドのおすすめの楽しみ方

今回は各地を飛び回るイベント担当バリスタの國分さんが、ホリデーブレンドの楽しみ方を紹介してくれます！

季節の変わり目の外気はとても気持ちの良い冷たさです。
休日、自然の中で大切な人と飲むホットコーヒーが私は大好きです。
ホリデーブレンドは、まさに肌寒い季節に飲みたくなる味わいで私の大好きなシーンにぴったりのコーヒーです。

このブレンドの特徴は、コーヒー生産地のアフリカベースのフルーティなフレーバーの中に、複雑で奥行きのある味わい、ブレンドだからこそ味わえるバランスが良い飲みやすい1杯です。

今回は大切な誰かとホリデーブレンドを楽しむための、2杯分のドリップレシピをご紹介させていただきます！

粉量：24g ／注湯：400ml ／温度：93℃

動画内では以下の手順で抽出を行っています。

TIME	手順
ー	01. フィルターをリンスするリンスしたお湯は捨ててください。
ー	02. コーヒー豆の表面を平らにならす均等にお湯が通り抽出が安定します。
0:00	03. 50mlのお湯で30秒〜40秒蒸らす全ての粉にお湯が触れるように意識します。
0:30	04. 蒸らし終わったら200mlのお湯を注ぐ初めは円を描くイメージで注ぎ、その後、中央に1点注湯します。
1:00	05. 1/3まで高さが下がったら400mlのお湯を注ぐ今度は初めから中央で1点注湯します。
2:30	06. お湯が落ちきったら完成ですコーヒーの濃度を均一にするために優しくサーバーを回し撹拌します。