革新的な発酵技術が生む味わい。
今回ご紹介するコーヒーは、コロンビアの生産者ウィルトン・ベニテス氏が、独自の発酵技術で仕上げたFROM FARM TO YOUシリーズの一杯です。
フレーバーテイスト
口に含むと、熟したマンゴーを思わせる濃厚な果実感が広がり、パッションフルーツのような明るく鮮やかな酸が全体に立体感を与えます。
甘さは非常に豊かで、シロップのようになめらかに口の中へ広がり、フルーツキャンディを思わせる華やかで親しみやすい印象へとつながります。
発酵由来のトロピカルな香りはしっかりと感じられながらも、ウォッシュトらしいクリーンさがあり、重たくなりすぎず透明感のある仕上がりです。温度変化とともに、マンゴーの甘さにキャンディのような余韻が重なり、最後まで明るくジューシーな印象が続きます。
酸味:●●●○○
甘さ:●●●●○
ボディ:●●●●○
苦味:●●○○○
焙煎:中煎り
ストーリー
Granja Paraíso 92は、コロンビア・カウカ県ピエンダモでウィルトン・ベニテス氏が率いる、革新的なスペシャルティコーヒープロジェクトです。農園には多様な品種が植えられ、栽培から発酵、乾燥までを細かく管理することで、品種の個性をより鮮明に引き出しています。
P-02 Red Bourbonは、La Macarena農園で育てられたレッドブルボンを使用。収穫後は選別を重ね、オゾン水と紫外線で殺菌した後、チェリーのまま48時間発酵。さらにパルピング後、チェリー発酵で得られたミューシレージや果汁を戻しながら、68時間の二段階目の発酵を行うDouble Anaerobic Washedプロセスで仕上げられます。
ウィルトン氏の科学的なアプローチと、素材への深い理解が重なることで、発酵由来の華やかさだけでなく、ウォッシュトらしいクリーンさと透明感を併せ持つ、精密で奥行きのある一杯に仕上がっています。
コーヒー豆の情報
生産国:コロンビア
地域:カウカ県、ピエンダモ
農園:ラ マカレナ
生産者::ウィルトン ベニテス
品種:レッドブルボン
標高:1,900m
生産処理: イノキュレイテッドファーメンテーション

革新的なコーヒーづくりを続ける農園
Granja Paraíso 92は、コロンビア・カウカ県ピエンダモにある、Wilton Benítez氏が率いるスペシャルティコーヒー農園です。
多様な品種を栽培し、それぞれの個性を最大限に引き出すため、栽培から発酵、乾燥までのすべての工程を細かく管理しています。
農園内には精製設備やラボを備え、温度や時間、微生物までコントロールすることで、高品質なコーヒーづくりを追求しています。



技術を「独り占めしない」という哲学
Granja Paraíso 92が特別なのは、革新的な技術を自分たちだけのものにしないことです。
発酵技術やイースト菌の培養方法、自ら開発した設備まで惜しみなく公開し、世界中の生産者へ共有しています。
「教えることで、自分たちはさらに学び続ける。」
その姿勢こそが、Granja Paraíso 92が常に最前線を走り続ける理由なのかもしれません。


狙った味を、いつでも。
コーヒーは自然の農作物だからこそ、毎年同じ味わいをつくることは簡単ではありません。
Granja Paraíso 92では、発酵や乾燥を科学的に管理することで、品種ごとの魅力を引き出しながら、高い再現性を実現しています。
「偶然美味しかった」ではなく、「美味しさを設計する」。
そんな考え方で、日々コーヒーづくりに取り組んでいます。

REC COFFEEについて
私たちのストーリーは一台のトラックからはじまりました。スペシャルティコーヒーの美味しさに衝撃を受け、感動したその体験をたくさんの人に届けたいという想いで、移動販売形式のトラックでコーヒーショップとしての第一歩を踏み出しました。
足を運んでくれるお客様ひとりひとりを大切にし、地域に根付きながら営業を行い、今では福岡、東京、台湾に店舗を構えるコーヒーショップに成長しました。
これが私たちの原点であり、今なお引き継がれる“REC COFFEEらしさ”がここにあります。



