REC COFFEEでも特に人気なエチオピアのコーヒー。
コーヒー発祥の地として知られ、唯一無二の味わいで多くの人を魅了する魅惑の地、エチオピア。
先日、REC COFFEEの買い付けチームがエチオピアの農園を訪問してきましたのでその様子をお伝えします!
福岡からエチオピアの首都アディス・アベバまで約13時間半。
今回は韓国で乗り継ぎエチオピアに到着しました。
空港ではエチオピアの国民には欠かせない「コーヒーセレモニー」が至る所で行われています。
今回は、REC COFFEEで3年ほど提供している、アーデント・コーヒー(Ardent Coffee Export)の持つウォッシングステーション(生産処理場)を訪問します。
エチオピア シダマエリア
目的地はコーヒーの生産地として有名なエチオピア南部のシダマエリア。
首都アディス・アベバから国内線で1時間、そこから車で3時間半の長旅です。
エチオピアは日本のように山があるというわけではなく、国全体が高い標高にあります。
首都のアディス・アベバで標高2,300m。そこから南下するにつれ少し下り、また登って産地につくという感じでした。
産地に近づくにつれてエチオピアらしい風景が広がっていきます。
エチオピアでは他国のように大きな農園は少なく、家庭単位で育てている小規模農家がほとんどです。
自分の敷地内に植えてあるチェリー(コーヒーの果実)を育てるという、エチオピアの人々にとってはかなり身近な存在です。
▲アーデントが所有するシャンタ・ゴルバ ウォッシングステーション
エチオピア ウォッシングステーション
アーデントのウォッシングステーションでは近隣農家から持ち込まれたチェリーを処理し輸出までを行っています。
上から下までずらりと並んだアフリカンベッドでチェリーを乾燥させます。
このステーションでは130人ものワーカーが働いていて、非常に真面目で生き生きと働く姿を見ることができました。
▲アーデントを率いるアシェナフィ・アーガウ氏
▲歌とダンスで出迎えてくれるワーカーたち
アーデント・コーヒー
アーデントのワーカーの皆さんは、とにかく勉強熱心でエネルギッシュでした!今回の訪問でいくつかのステーションを回りましたが、行く先々で必ず歓迎の歌やダンスを披露してくれます。この光景を見たときの高鳴りは今も忘れません。
アーデントではコーヒーに携わる人々の労働環境をより良くするために学校を建てたり、孤児院を建てたり、暮らしを良くすることにも献身的です。
今回の訪問で、ここ3年で急激な成長を見せるアーデントをかいまみることができました。
そこにはアシェナフィの経験と情熱、誇りを持って献身的に働く農家とワーカーのみなさんがいました。
一杯のコーヒーができるまでにはたくさんの苦労と物語が存在しています。
コーヒーとともに、そのストーリーも伝えていかないといけないと改めて感じました。