その季節が訪れるたび、共に過ごした日々の記憶とともに蘇る。
REC COFFEEのシーズナルブレンドは、そんな「記憶に残る一杯」を目指して作られています。
今回は、17回目の創業記念日である4月15日を祝して生まれた『アニバーサリーブレンド』をご紹介いたします。
特別な瞬間にぴったりな、このブレンドをぜひお楽しみください。
▲コーヒートラック時代の代表岩瀬と北添
REC COFFEEが歩んできた17年とこれから
今から17年前の2008年。
大学の同級生だった岩瀬と北添のふたりが、移動販売のコーヒートラックからREC COFFEEの歴史をスタートさせました。
福岡市・薬院の一角で始まったコーヒートラックは、いまでは福岡に5店舗、東京に2店舗、台湾に2店舗を展開し、2025年4月には『REC COFFEE 天神ワンビル店』も新たにオープン予定。全10店舗となります。
店舗が増え、スタッフも増えた今もなお、創業当初の想いは変わりません。
スペシャルティコーヒーの専門店でありながら、誰もが気軽に楽しめる“日常に寄り添うコーヒー屋さん”として、これからもみなさまのそばにあり続けたいと思っています。
コンセプト
創業当初のコーヒーの味わいを今の REC COFFEE が再解釈した周年限定のブレンドです。 創業当初から変わらない一杯に対する想いや取り組みも含めて届けるためのブレンドです。
味わい
オレンジやミルクチョコレートのようなやさしい甘さに、ほのかに香るフローラルなアロマ。
口あたりはなめらかで、クリーミーな質感が心地よく広がります。
アニバーサリーブレンドに使用した豆
今ではブレンドの種類が豊富なREC COFFEEも、創業当時ブレンドは1種類でした。
今年も創業当時と変わらない構成でバランスを考えて、中米のコーヒーを中心に華やかなエチオピアを加えた、誰にでも好まれる味わいにしました。
⚫︎グアテマラ / フリィウォッシュト
グアテマラのコーヒーでブレンドの大きな輪郭をつくります。
しっかりとしたボディ感があり、心地よいクリーミーな質感を感じます。
⚫︎ホンジュラス / ウォッシュト
ホンジュラスはエチオピアの豆と相性が良く、それぞれの豆の酸の印象や特徴のバランスを取ってくれています。
⚫︎エチオピア シダマ / ナチュラル
シダマは甘さの印象がしっかりありながら、爽やかさも兼ね備えている味わい。
エチオピアのナチュラルを加えることで、甘さに奥行きが生まれ、余韻には華やかさを感じることができます。
アニバーサリーブレンドのおすすめの楽しみ方
今回アニバーサリーブレンドの楽しみ方を紹介してくださるのは、創業メンバーのひとりである永汐さんです!
▲創業メンバーの一人である永汐さん
アニバーサリーブレンドは、シンプルな構成ながらとてもバランスがよく、飲み手を選ばないブレンドだと思います。
とくに博多ブレンドが好きな方や、グアテマラやニカラグアなど中米のコーヒーが好きな方は気に入ってもらえる味わいです。
▲営業先で「トラックのお兄さん」と認知されていた永汐さん
4月15日で創業17周年。
私自身も創業当初、移動販売のコーヒートラック時代からREC COFFEEで働き始めました。
お客さんで初めて行った時、コーヒーを飲んで移動販売のクオリティじゃない!と感動したことは今でも覚えています。
▲永汐さんおすすめのフレンチプレスでの抽出
おすすめの淹れ方は、フレンチプレスです。
味わいのバランスがよいので淹れ方は選ばないコーヒーですが、コーヒートラック時代はハンドドリップではなくフレンチプレスで抽出していました。
透過式のハンドドリップに比べ、浸漬式のフレンチプレスは抽出によっての差が少なく、また再現性が高いため当時の私たちはスペシャルティコーヒーを美味しく飲む方法=フレンチプレスというイメージが強かったかと思います。
あの頃の定番ブレンドの味わいをぜひお楽しみください!